耳のチェックはまず、耳の外側を観察します。耳介部の脱毛、カサブタ、ひっかき傷、炎症性の発赤がないかどうか調べます。次に、耳の中を観察します。耳孔内に汚れはないか?、嫌な臭いはしていないか?、塊状のもの(腫瘍、ポリープ)はできていないか?、などを調べます。
私どもの病院に受診されるワンちゃんの多くは食事が原因の胃腸疾患や皮膚病、あるいは予防ワクチン未接種による伝染病の感染、ノミ、ダニ寄生による皮膚病、消化管内寄生虫感染による胃腸疾患などです。これらの病気の多くは正しい飼育管理で予防できる病気です。健康管理の基本を守って健康で性格のよい猫ちゃんに育てましょう。