診察受付
・初めての方は受診申し込み書を記入して受付にお出しください。
・再診の方は診察券をお出しください
ワンちゃん
・キャリーバッグに入れるか、首輪またはハーネスをしてリードをつけてお越しください。
・普段はおとなしい子でもいつもと違う環境で興奮・パニックを起こすなどの理由で、思いもよらないハプニングが起こることがあります。
ネコちゃん
・ネコちゃんは洗濯ネットに入れてきていただくことをおすすめします。
・怖がりネコちゃんは緊張のあまり診察室内で、バスケットのドアを開けた途端に飛び出してしまう危険性があります。
・ネットに入れるのはかわいそうに思えるかもしれませんが、もともと、ネコちゃんは狭い場所に身をかくす習性がありますのでネットにいれるとむしろおとなしくなります。
診察のながれ
問 診
問診は、ペットの健康状態を理解し、適切な診断と治療を行うための非常に重要です。
食欲、元気、症状、食事内容、飼育環境(室内、室外)など、できるだけ詳しく家庭での動物の状態をお話しください。
家庭での動物の症状を撮影したスマホ写真や動画などは 私たち獣医師が診断に必要な検査項目を選定する上で非常に参考になります。
適切な問診を行うことで、最適な診断と治療計画を立てることができます。
無意味な検査を避けるためにも是非ご協力をお願い致します 。
身体検査
ペットの一般的な身体状態をチェックします。これには、耳、目、皮膚、口内の検査、聴診器を使った心臓と肺の聴診、腹部の触診、体温の測定などが含まれます。
血液検査
ワンちゃん、猫ちゃんは「病気を隠す」動物と言われています。野生では弱った素ぶりをみせれば外敵の餌食となります。
このような習性は安全な人間社会で生活するようになったワンちゃん、ネコちゃんにも残っています。痛みや不快感を表に出さず、通常と変わらない振る舞いをしようとします。
このような動物を外観症状だけで判断すると体内で進行している重大な病気を見逃してしまうリスクがあります。
赤血球、白血球、血小板などの血液成分の数や形態を調べることにより貧血や脱水症の有無、病気重症度や炎症性変化の程度を知ることができます。
血液検査により体内で進行している炎症反応の程度を知ることは重要です。
注射器による採血はかわいそうに感じるかもしれませんがほんのわずか(0.1CC)の血液で見た目にはわからない体の内部で進行している病気の診断や病気の経過を知ることができます。
生化学検査
血液検査は炎症性変化の有無や重症度を知ることができますが、炎症がどの臓器でおこっているのかを診断することはできません。
生化学検査は血液中の成分を分析して炎症が起こっている臓器の診断、進行程度、治療効果などを判定する為の検査です。
各臓器ごとに検査項目がことなります。
各検査項目には、基準値(一般に正常と判断される範囲)があり、結果が、増加あるいは、減少している場合には、病気の可能性が疑われます。
検査結果は詳しく説明させていただき、印刷して飼い主さまにお渡しします。
血液検査報告書
レントゲン/エコー検査
レントゲン検査は骨折などの骨の病気、消化管内の腫瘍や異物の診断、肺炎や気管支炎など呼吸器疾患が疑われる時などの診断に有効です。
超音波検査は心臓、肝臓、腎臓などの臓器内部の検査に有効です。
治 療
治療法には入院治療、通院治療、自宅治療があります。
衰弱が激しく持続的な点滴輸液や酸素吸入などの治療が必要なペットは入院治療が必要です。
病気の重症度、ペットの性格、予算、飼い主さまのお仕事の都合などを総合的に判断してペットに適切な治療法をアドバイスさせていただきます。
診療科目
動物医療全科に対応しています
診察時間