子犬の健康管理

♡最初の1年間の健康管理

 

茶色の子犬

 

元気で性格のよいワンちゃんに育てるために、大切なこと

 

 

生後2ケ月の子犬の写真

生後2ケ月令

病院での健康管理

獣医師が犬の予防注射を接種している写真

 

  • ⚫︎第1回伝染病予防注射
  • ⚫︎健康診断
  • ⚫︎検便・駆虫
  • ⚫︎ノミの駆除および予防

 

家庭での飼育管理

フードをたべているチワワの写真
  • ⚫︎子犬は成犬の約2倍のカロリーが必要です。
    ⚫︎幼犬用の総合栄養食を、1日3〜4回に分けて与えましょう。

  • ⚫︎週に1回は体重を測りましょう。

  • ⚫︎子犬のこの時期は「社会化」の大切な時期です。
    ⚫︎さまざまな音・人・動物・環境に触れさせて、性格のよい子に育てましょう。

 
生後3ケ月の子犬の写真

生後3ケ月令

 

病院での健康管理

 
  •  第2回伝染病予防注射
  •  狂犬病予防注射と登録
  • 発育状態のチェック
  •  口腔内と歯のチェック
健康な犬の歯と歯ぐきの写真

 

 

 家庭での飼育管理

  • 「オスワリ」、「マテ」、「コイ」など基本的なしつけを始めましょう。
  • この時期の子犬は1日に14-16時間睡眠が必要です。
    睡眠をじゃましないようにしましょう。
     食事は子イヌ用のフードを1日3-4回与えましょう。
     1週間に1回体重測定をし発育状態をチェックしましょう。

 

体重計測定をしている小型犬の写真

 

生後4ケ月のポメラニアンの写真

生後4ケ月令

病院での健康管理

● 第3回伝染病予防注射
発育状態のチェック
 口腔内と歯のチェック

 

健康チェックをしている子犬の写真

 

 

 家庭での飼育管理

 乳歯が抜け永久歯に生えかわりはじめます。
●  歯茎がむず痒くなるので手当たりしだいに周囲の物を咬み始めます。簡単に咬みきれないような安全なオモチャを与えましょう。
 

●  本格的なお散歩デビューです。この時期の子犬は好奇心よりも警戒心が強くなります。過剰な刺激をさけるため最初は静かな場所を選び短時間で散歩を切り上げましょう。犬の反応を見ながら少しづつ散歩に慣らせるようにしましょう。
散歩をしている犬のイラスト

 
 

生後6ケ月のしば犬の写真

生後6ケ月令

 

病院での健康管理

● 6ヶ月令健診
● 発育状態のチェック
● 歯の検査

乳歯遺残により乳歯と永久歯がならんで生えている犬の犬歯
(乳歯遺残)
 

● 繁殖の予定がないならこの時期に不妊・去勢手術をしましょう。

 
 

 家庭での飼育管理

● 生後6ヶ月で子イヌの体重は、成犬の体重の75%にまで成長します。
● この時期の時期の子犬はエネルギーが旺盛です。遊びや散歩などで子犬のあり余ったエネルギー発散の機会を作ってあげましょう。
 
● この時期、うぶ毛が抜け、成犬の被毛にかわります。被毛の手入れは念入りにしましょう。

● 食事は1日2-3回与えましょう。

 
1才のダックスの写真

1才令

 

病院での健康管理

 1才令健診
 歯の検査
  伝染病予防ワクチン追加接種

 

 家庭での飼育管理

大型犬を除き、ほとんどの犬が1年でほぼ成犬の体重になります。
● 食事は成犬用のフードに変更しましょう。