松山セントラル動物病院 

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犬の歯石除去処置
 
 
 

歯の病気の予防

 歯の病気の予防

犬の歯石除去

イヌも私たちと同じく歯の病気になります。4才以上のイヌの約85%は歯周囲炎になっているというデーターがあります。 口の中は外から見えない場所だけに、日頃から口の中を観察する習慣をつけていないと、病気の発見が遅れがちになります。

歯石・歯周囲炎

健康な犬の歯
健康な犬の歯は真っ白です。
歯石が沈着した犬
茶色の歯石が沈着しています。
 歯石の沈着は奥歯から始まります。健康な犬の歯は真っ白で歯ぐきはピンク色をしています。歯垢や歯石が沈着している歯は黄色や褐色に変色しています。前歯はきれいでも、奥歯には大量の歯石がこびりついているケースも少なくありません。歯ぐきが赤くただれているようでしたら、すでに歯肉炎や歯周囲炎が始まっているサインです。
  
 歯周囲炎を放置しておくと歯の脱落をまねくだけでなく、心臓病や腎臓病などの病気の原因になります。定期的な歯の予防処置をしている動物と無処置の動物の平均寿命を比較すると無処置の犬は15-20%平均寿命が短くなることが報告されています。

歯石・歯周囲炎の経過

健康な犬の歯
健康な犬の歯は真っ白です。
犬の歯石
初期の歯石沈着。歯の根元が茶色に変色しています。
犬の歯石と歯周囲炎
歯石を放置しておくと歯肉炎・歯周囲炎に進行します。
犬の重度の歯周囲炎
歯周囲炎が進行すると 歯グキや歯を支えている骨(歯槽骨)が 細菌の毒素で溶かされて歯の根っこが露出し 歯の動揺や脱落がみられるようになります。

病院での超音波スケーラによるフルデンタルクリーニング

  歯石の沈着を防ぐには家庭での定期的な歯みがきは大切ですが、歯みがきだけで完全に歯石の沈着を防ぐことはできません。歯石が形成されてしまうと歯みがきで除去することはできません。歯石は動物病院でのハンドスケーラーや超音波スケーラーによるフルデンタル・クリーニング処置が必要になります。この処置は全身麻酔下で行われます。

犬の歯石除去処置
歯石除去処置前
犬の歯石除去処置
歯石除去処置後

歯みがき

歯みがきの方法

犬の歯みがきの方法はYouTubeなどの動画サイトにたくさん投稿されていますのでそちらを参考にしていただくとわかりやすいかと思います。ここでは犬の歯みがきの基本的な事項について簡単に述べておきます。
犬の歯みがき
犬の歯みがき

 
歯みがき剤は動物用のものを使用しましょう!

 最初に適切な大きさの歯ブラシを用意します。小児用の歯ブラシ(0才用)でも代用できますが、できればペット用のブラシを購入してください。犬用の歯ブラシは柄の部分がながく先端が歯にうまくフィットするように曲がっており柔らかい毛のものが理想です。
 歯みがき剤は動物用のものを使用します。人間の歯磨き剤は研磨剤が含まれているため動物にはおすすめできません。

 

最初は肉汁を含ませたガーゼなどを使用して口の中を触れられることに慣らします

 準備ができたら、少量の歯ミガキ剤をつけた歯ブラシで前歯からていねいにブラッシングします。いきなり歯ブラシを使用すると嫌がる動物には最初は肉汁を含ませたガーゼなどを使用して口の中を触れられることに慣らします。
 慣れたら歯ブラシを使用し、毛先を歯に対して45度の角度になるようにあてて、歯ブラシを楕円形に動かしながらみがきます。上顎の奥歯は特に歯石が付着しやすい場所ですので特に念入りに磨きましょう。
 愛犬の歯ミガキは毎日するのが理想ですが、すくなくとも1週間に3回は歯ミガキをしましょう。犬の歯ミガキはなれればそれほどむつかしくはありません。歯ミガキは
口腔内に健康チェックにもなります。

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