セントラル動物病院

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口腔内と歯のチェック


健康な猫の歯と口腔内

健康な猫の歯
 
 健康な猫の歯は真っ白で歯ぐきはきれいなピンク色をしています。品種によっては生まれつきメラニン色素のために部分的に黒くなっていることもあります。

 

口腔内観察のポイント

猫の口腔内の検査方法
 口腔内の異常をチェックするためには、日頃から口に触れられる事を嫌がらないように訓練しておくことが大事です。最初は指に美味しい缶詰の汁などをつけて舐めさせることから始めてください。
歯みがきができるまでになったら、口腔内の観察は簡単にできます。
最初に、唇をそっとめくり上げて、粘膜と歯ぐきの色を調べます。健康なネコの粘膜の色は、ピンク色ですが、白っぽくみえたり、赤く充血している場合には異常です。黒色が強い毛色の猫はメラニン色素で、粘膜が黒っぽくなり、少し見ずらいですが、慣れてくれば変化を察知できるようになります。
 次に歯を観察します。歯ならびは正常か?歯が褐色に変色(歯石)していないか、歯の根元からウミのようなものがでていないか? 歯ぐきが赤くただれていないか?などをチェックします。
 最後に、口を大きく開いて、口腔粘膜が赤くただれていないか?、傷はないか?肉のような塊状のものはできていないか?などを調べます。できれば舌の裏側や喉の奥の方も観察します。

このような症状がみられたら早めに診察を受けましょう! 

 

 ここに記載しているのはほんの一部の症状にすぎません。外観症状のみで病気を診断することはできません。正確な診断には、各種検査の総合的な評価が必要です。ペットの様子がいつもとは違うと感じたら早めに診察を受けましょう。

 

● ヨダレが多い。
● 口臭が強い。
● 口を閉じることができない。
● 口のまわりをさかんに掻いている。
● 口粘膜が乾いている。
● 粘膜や歯ぐきの色が、白っぽい、赤く充血している、黄色っぽい、紫色がかっている。
● 歯が褐色に変色している。
● 歯の根元からウミのようなものが出ている。
● 歯ぐきが赤く充血している。
● 口の中に肉の塊状のものができている。
● 喉が赤くただれている。

 

 ヨダレが多い。
 口臭が強い。
● 口を閉じることができない。
● 口のまわりをさかんに掻いている。
● 口粘膜が乾いている。
● 粘膜や歯ぐきの色が、白っぽい、赤く充血している、黄色っぽい、紫色がかっている
● 歯が褐色に変色している。
● 歯の根元からウミのようなものが出ている。
● 歯ぐきが赤く充血している。
● 口の中に肉の塊状のものができている。
● 喉が赤くただれている
 

 

よくみられる口腔内と歯の異常


口粘膜が白っぽくみえる
猫の貧血

猫では慢性腎炎や猫白血病などでこのような症状がよくみられます。貧血の他に
心臓の病気、ショック状態、痛み、極度の緊張、などでも口粘膜の色が白っぽく変化します。このような症状は命にかかわる重篤な病気でよくみられます。

 
歯の表面が茶色に変色(歯石)
猫の歯石
健康な歯は真っ白です。歯が茶色に変色しているようなら歯石の沈着がはじまっています。歯石の沈着は奥歯からはじまります。いったん付着した硬い歯石は歯みがきで除去することはできません。病院での歯石除去処置が必要です
 
 歯の表面に石のようなものが付着している
猫の歯石
 
重度の歯石です。歯周囲炎と歯肉炎も進行しています。放置しておくと歯の脱落の原因となります。
歯ぐきの発赤(歯肉炎)
 
猫の歯肉炎
 
歯ぐきの赤みは痛みのサインです。痛みが強くなると食欲が減少します。
 
 
  歯ぐきが赤くただれている
猫の口内炎
 
歯石内の細菌の毒素により歯ぐきに炎症がおこり歯ぐきが赤くただれたようになります。痛みのためによだれを流したり、食欲が減少することもあります。猫免疫不全症(猫エイズ)感染猫にこのような症状がよくみられます。
口腔内に肉の塊状のものができている
猫の口腔内腫瘍
 
猫の口腔内の塊状の病変は悪性腫瘍のケースが多いです。診断には病理検査が必要です。